Windows 版クラシック Outlook|管理者向け

いつ切り替わる?
どう止める?

エンタープライズ環境のオプトアウト フェーズは、2027年3月に開始予定です。 準備期間中に対象者を見極め、ポリシーで段階的に制御します。

ここが重要

2027年3月は「クラシック Outlook の廃止日」ではありません。 新しい Outlook が既定になるオプトアウト段階の開始です。移行後も、この段階ではクラシック Outlook に戻せます。

01

対象判定

このユーザーは自動移行される?

下の条件を上から確認します。1つでも「はい」なら、 2027年3月開始予定のオプトアウト フェーズでは移行されません。

  1. 1
    自動移行をポリシーでオプトアウトしている

    「Manage user setting for new Outlook automatic migration」を無効化

  2. 2
    「新しい Outlook」トグルを非表示にしている

    Cloud Policy、GPO、またはポリシー レジストリで制御

  3. 3
    永続ライセンス、またはオンプレミスである

    新しい Outlook が対象としない利用形態

回答に応じた判定

3項目が未回答

判定待ち左の質問に回答してください

02

抑止と制御

「何を止めるか」で、使うポリシーが変わる

トグルを隠す、移行を止める、メールボックスへのアクセスを止める—— それぞれ別の制御です。目的に合う層を選び、必要に応じて組み合わせます。

UI 制御

「新しい Outlook」トグルを隠す

クラシック Outlook からユーザーが任意に切り替える入口を隠します。 以前この設定を使っていた組織では、設定が引き続き有効です。

ポリシー
Hide the “Try the new Outlook” toggle in Outlook
設定値
Enabled(1)
HideNewOutlookToggle = 1
管理者主導

管理者管理の移行を止める

管理者が段階移行に使うポリシー自体を無効化します。無効化後は、 未移行ユーザーへの案内と切り替えフローが停止します。

ポリシー
Admin-Controlled Migration to New Outlook
設定値
Disabled(0)
DoNewOutlookAutoMigration = 0
アクセス制御最終ブロック

新しい Outlook からメールボックスを使わせない

アプリの入手経路にかかわらず、組織アカウントの追加・利用を Exchange Online 側でブロックします。

個別/複数ユーザー
Set-CASMailbox
ポリシー単位
Set-OwaMailboxPolicy
OneWinNativeOutlookEnabled = $false
目的移行時期を遅らせたい

自動移行をオプトアウトし、対象グループを限定

目的ユーザーの先行切り替えを防ぎたい

トグルを非表示

目的利用自体を確実に止めたい

メールボックス アクセスをブロック

03

管理者主導の移行

3回の起動で、段階的に案内する

Admin-Controlled Migration ポリシーを有効にすると、 ユーザーは起動ごとに案内を受け、最終的に新しい Outlook へ移動します。移行フローは可逆的です。

  1. 1回目「試してみる」案内

    「今はしない」を選び、クラシック版を継続できます。

  2. 2回目組織からの推奨を表示

    次回起動時に新しいエクスペリエンスへ移ると予告します。

  3. 3回目切り替えを促すプロンプト

    閉じた場合は、次のクラシック版起動時に自動で移動します。

オプトアウト段階では、クラシック Outlook に戻せます

戻した後の再試行間隔は「Interval between new Outlook migration attempts」で制御できます。0/未設定なら再試行しません。

04

準備ロードマップ

2027年3月までに決めること

評価・検証・展開設計を順に進め、最後に移行対象と抑止対象を 確定します。

  1. STEP 101

    準備状況を評価

    未対応機能を特定

    • アドイン・業務システム連携
    • 共有メールボックス・予定表
    • クラシック版とのポリシー差
    成果物機能ギャップ一覧
  2. STEP 202

    パイロット

    実務で使えるか検証

    • 新規・Copilot 利用者から開始
    • 部門別シナリオと戻し方
    • 問い合わせとフィードバック
    成果物移行可否の判定
  3. STEP 303

    展開設計

    対象と制御を確定

    • Entra ID グループと展開リング
    • 管理者主導/自動移行の使い分け
    • 未対応部門の抑止ポリシー
    成果物部門別の移行計画
  4. 2027年3月04

    オプトアウト開始

    対象ユーザーを移行

    • アプリ内オンボーディング
    • 必要時はクラシック版へ戻せる
    • GCC High/DoD は別日程
    到達点段階移行を開始
この段階で固定する3項目誰を移行するかいつ移行するか誰を抑止するか

触って確認する移行準備ボード

いまの状態を、ポチポチ更新

各項目のステータスを押すと、全体の進捗と次のアクションが変わります。 この端末では、ページを閉じても選択内容を保持します。

0%
移行準備の完了率準備を始めましょう

0/4 項目完了

現在の対象判定まだ判定できません

下の対象判定で、3つの質問に回答してください。

対象を判定する
機能ギャップを確認

アドイン、共有メールボックス、業務システム連携を棚卸し

パイロットを実施

実務シナリオ、戻し方、問い合わせ内容を検証

展開リングを設計

対象グループ、移行時期、抑止対象を確定

利用者への周知を準備

切り替え日、変更点、問い合わせ先を案内

ステータスは「未着手 → 確認中 → 完了」の順に切り替わります。

05

誤解しやすいポイント

管理者向け FAQ

2027年3月にクラシック Outlook は使えなくなる?

いいえ。オプトアウト段階の開始であり、カットオーバーではありません。 この段階ではユーザーはクラシック Outlook に戻せます。

自動移行を無効化すれば、すべての移行を止められる?

いいえ。「Manage user setting for new Outlook automatic migration」は、Admin-Controlled Migration による移行には 適用されません。両方のポリシーを個別に確認してください。

トグルを隠せば、新しい Outlook を完全に使えなくできる?

いいえ。トグルはクラシック版からの入口だけを制御します。 アプリを直接起動した場合も止めるには、Exchange Online でメールボックス アクセスをブロックします。

グループ単位で段階展開できる?

はい。Cloud Policy の Entra ID グループ ターゲティングを使い、パイロットや部門ごとに対象を限定できます。

切り替え後、ユーザーは自分で元に戻せる?

オプトアウト段階では戻せます。ただし管理者が HideClassicOutlookToggleOut を有効にすると、新しい Outlook 側の「クラシック版に戻る」トグルを非表示にできます。

クラシック Outlook のカットオーバー日は?

現時点では発表されていません。Microsoft はカットオーバーの 少なくとも12か月前に通知し、既存のクラシック Outlook を少なくとも2029年までサポートすると案内しています。

06

Microsoft 公式資料

設定前に確認する資料

ポリシー名や動作は更新される可能性があります。実装時は、 以下の Microsoft Learn と導入リソースで最新状態を確認してください。

Microsoft の移行ロードマップでは、オプトイン → オプトアウト → カットオーバーの3段階で進みます。

公式の移行段階を確認